ある門番たちの日常のようです
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389: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/15(日) 23:08:55.53 ID:wDrjxZvA0
彡(゚)(゚)《あのザリガニ共は別に操られてなんかいなかった。明確に自分らの意志でフィリピン沖の軍事施設を襲撃したんです。

では何故そんな意志を奴等が持ったのか────思えば簡単な話や。この世界で、わざわざ鎮守府を狙って襲撃する“水生生物”なんて現状この世に1種類しかおらへん》

受話器を握りしめて戦慄するトソンを尻目に、ミナミは淡々と説明を続ける。

だが、彼女がもし冷静なら途中で気づくことができたかも知れない。

彼の声も、僅かに震えていたことに。

彡(゚)(゚)《厳密に言うと、ムルマンスクの新型は寄生体なので必ずしも直接の繋がりがあるとは言えん。だが、間違いなくメカニズムを説き明かす大きな手助けにはなる筈や……一刻も早く、なってもらわな困る》









《生研による“異常甲殻類”の解剖結果や。

保管されている個体の内大凡六割前後で、甲殻の構成物質が駆逐イ級のそれと酷似した物に変容していることが判明した。

寄生どころやない、奴等自体が【深海棲艦化】しとったんや》


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