ある門番たちの日常のようです
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374: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2017/10/14(土) 22:29:25.51 ID:1FFMfYnF0
(゚、゚トソン「より小さな泡沫組織がバラバラに国境を越え、ムルマンスクに各自の方法で辿り着いた………これなら我々が初動を捕捉できなかった理由も、練度の極端な低さも説明が付きます。

それでも、あのロシアが最重要防護拠点までみすみす侵入を許してしまったことは信じられませんが」

彡(゚)(゚)《そら、協力者が現地以外にもおったんやろ。大手のイスラーム組織は特に艦娘保有国にとっては最重要監視対象、指示を出すだけならともかく支援だけでも足が着きかねん。間違いなく、かなり強力な外部の援護があったはずや》

(゚、゚トソン「……それ、下手したら国家単位で我々の側に内通者がいたことになりますよ。洒落になりません」

彡(゚)(゚)《ワイら日米ですら裏じゃ利権争いの真っ最中やぞ。今更やんけ》

(゚、゚;トソン「………」

本当にこの男は、言いにくいことをズケズケズケズケ。

彡(゚)(゚)《おっ、大丈夫か大丈夫か?》

(-、-;トソン「ええ、ええ、お陰様で健康ですよMr.Minami。

……しかし妙ですね。外部協力者がいたにしろ、やはりムルマンスクがあれほどあっさり陥落した理由が解せません。内部協力者と言っても、まさか街中の人間が一人残らずロシアに反旗を翻したというのはあまりに非現実的すぎて────」

彡(゚)(゚)《……その事ですが、President.》

この男にしては丁寧な、そして深刻な響きの声が受話器から聞こえてくる。

その事に、トソンが訝りを覚える間すらなく。


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