ある門番たちの日常のようです
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283: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/09/20(水) 23:01:36.08 ID:zaZUfR/t0
後世に世界が、そして日本という国が残っていたとして、歴史家達が“海軍”という組織について紐解いた時我が輩の諸行を見てなんと言うだろうか。程度の差はあれ、碌な評価ではないことはおそらく間違いあるまい。

「【Ghost】叢雲、到着したわ!損傷は軽微、まだまだ戦えるわよ!」

(メメФωФ)「よし!各位再度の進撃用意!椎名、白兵装備の点検を全員にもう一度徹底させろ!」

(*メ゚ー゚)「了解です!」

だが、我が輩が死した後の世界で我が輩について何をどう言われようが知ったことではない。そもそも語られる世が残されなければ何の意味も無いのだから。

“海軍”として、あらゆる手段を用いて深海棲艦を駆逐する。

自衛隊として、いかなる手段も辞さず日本国を守る。

職務を果たし、存在意義を満たすために、我が輩は例えその先に断崖絶壁が広がっていようとも今の道を歩む。

他者を足蹴にし、部下を捨て駒にし、人命を損得で勘定し、上に昇り詰めるために策を講じ、時に味方をだまし、悪友さえ利用する。

それらこそが、今の我が輩が歩む道。

(・∀ ・メ)「准将殿、部隊再編完全に完了だ!」

(*メ゚ー゚)「市内各地の艦隊、陸戦隊も体勢立て直しました!ロシア軍主力部隊も機甲師団を中核として深海棲艦と戦闘中!」











(メメФωФ)「────攻勢再開!!ムルマンスクを何としても死守せよ!!」

それらこそが、今の我が輩の“日常”である。


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