ある門番たちの日常のようです
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124: ◆vVnRDWXUNzh3[saga]
2017/08/21(月) 16:30:15.62 ID:aNZmD83PO
訪れた沈黙は、コレで4回目。

だが、今回は今までの物とやや毛並みが違う。

(,,゚Д゚)「……准将殿、何か気になることでも?」

( ФωФ)《あり得ん》

静寂を終わらせた呟きは、さっきまでとは比べものにならないほど暗く鋭い。

( ФωФ)《その程度の力しか無い低質なテロリスト集団が、そもそもロシア連邦海軍の最重要拠点を襲撃できるなど本来あり得ん。そしてそんな集団に、深海棲艦の脅威に今この瞬間晒されているムルマンスクの住民達が同調して手引きするなどなおのこと不可解である》

(,,;゚Д゚)「………!」

額に、温度の低い汗が浮かぶのを感じた。

確かに、不自然だ。もともとムルマンスクの陥落自体、ロシアのみならず世界中のあらゆる国家にとって寝耳に水だった。普通に陥落させられたというだけでも信じがたいのに、こんな素人同然の三流ゲリラにあっさり、それも周辺に碌な連絡も取れないまま制圧されるなど本来起こり得るはずがない。

(,,;゚Д゚)「………土地柄でたまたまイスラム教徒が多く集まっていたという可能性は」

( ФωФ)《ロシア全体でイスラム教徒の流入が増えつつあるのは事実だが、わざわざ関連の宗教施設もろくに無い僻地の最前線に彼らが来る理由はない》

無理やり捻り出した理由は我ながらなんとも現実味がなく、案の定一刀両断された。

( ФωФ)《…………よし、ギコ》

(,,;-Д-)「………ウッス」

ロマさんは、他人を基本的に名字で呼び比較的長い付き合いの俺やしぃに対してもそのスタンスは崩さない。

そして、彼が名前や愛称で呼んできたときは面倒事が降ってくると相場が決まっている。

( ФωФ)《貴様ら先遣空挺部隊の主任務を一つ追加する。

ムルマンスク鎮守府の主要施設の奪還、ロシア連邦海軍の新型艦娘の救出、そして新たに、今回の襲撃を行った【武装集団指導者の生け捕り】である》

そして残念ながら、今回もその法則は健在だった。


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