キョン「最近、生え際が気になる」
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44: ◆y7//w4A.QY[saga]
2017/08/08(火) 00:37:12.13 ID:8FLDlBWb0
キョン「おい、古泉」

古泉「はい? なんでしょう?」

キョン「お前はなにか奇抜な行動をとったりせんでいいのか?」

古泉「突然おっしゃられましても。僕にはあなたがそう見えますが」

キョン「例えば、ワカメを増やすとか」

古泉「はぁ、ワカメですか? 水に浸して戻すぐらいしかできませんが。あぁ、そういえば増えるワカメというのがスーパーに」

キョン「ふぅ、あれは実際に増えるもんじゃない」

古泉「であるならば、僕ではそのような大道芸はできかねます」

キョン「(大道芸呼ばわりされてるぞ、長門)」

長門「……」ペラ

古泉「なにか、あったのでしょうか?」

キョン「いや、なんとなくそう思っただけだ。ないなら別に――」

ハルヒ「集まってる⁉︎」ガララッ

キョン「お前はもうすこし静かに登場をだな」

ハルヒ「ちっ、今日はみくるちゃんがまだじゃない。なんか足並み揃わないわねぇ〜。……まぁ、いいわ」ズンズン

キョン「(えらく上機嫌なこって。こりゃまたなにか良からぬ提案を……)」

ハルヒ「ユキ! 古泉くん! 今日はここにいるキョンが、ほんとぉ〜〜〜〜っに! めずらしく生産性のあるアイデアをだしてくれたわ!」

キョン「すいませんねぇ。普段は使えなくて」

古泉「それは凄いですねぇ」

ハルヒ「そうなのよっ! まぁ、たまぁ〜〜〜〜っにしか使えないけど!」

古泉「さすがです」パチパチ

キョン「太鼓持ち野郎め。なにがさすがなのかわかって言ってるのか」

ハルヒ「そこで! キョンをたった今から商店街水風船大会の実行委員長に任命します!」

長門「……」パタリ

キョン「はぁ? ちょ、ちょっとまて!」ガタッ

長門「……」ジー

ハルヒ「もう決まったことだから! 上手くやれば副部長の座も夢じゃないんだから頑張りなさい!」

キョン「いらねーよ! それに副部長は古泉が既になってるじゃねぇか!」

ハルヒ「誰がずっとだって言ったの⁉︎ いい⁉︎ この世は実力主義なのよ! 頑張ってる団員にはそれ相応のポストを用意してあげなくちゃ!」

古泉「これはうかうかしてられませんねぇ」

キョン「ニコニコしながら言ってんじゃねぇ! 焦ってるように見えねぇぞ!」

ハルヒ「ユキとみくるちゃんには伝えておいたけど! 明日は午前10時! 北口駅前にある時計塔に集合! 遅れたら死刑なんだからねっ!」


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