キョン「最近、生え際が気になる」
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42: ◆y7//w4A.QY[saga]
2017/08/07(月) 23:28:57.06 ID:PTXLjSQ70
【放課後 SOS団部室】

キョン「(結局、ハルヒに朝倉のこと言えないままズルズルとこの時間まで。まぁ、いいか、部室で言えば)」ガラガラ

長門「……」パン パン

キョン「な、長門。なしてんだ、お前」

長門「手拍子」 パン パン

キョン「そ、そうかぁ。今日も暑いからなぁ」

長門「あなたもやる?」

キョン「やらねーよっ! ツッコンでほしいんだろ! そうなんだろ⁉︎」

長門「これは必要な作業。本日の15:35:54に新たな情報爆発が観測された」

キョン「すまん、俺は鞄を置いてお茶をすする準備をして席につくから勝手に話を続けてくれ」ドサ

長門「あなたの頭は着実にHAGEへの道を進んでいる」

キョン「今なんか発音がおかしい部分なかったか」

長門「長門スカウター。ぴ、ぴぴぴ。戦闘力5毛髪、ゴミめ」

キョン「その単位なんなんだよ! しかもゴミ呼ばわりすんのやめて! 長門、お前、そんな性格だったのか!」

長門「干渉は統合思念体でさえも抗えない」

キョン「あぁ? つまり、本来はそういう性格じゃなくて、外部からの影響によってそうなってると」

長門「……」コクリ

キョン「――なんでもありじゃねぇか! 御都合主義もいい加減にしろ!」

長門「携帯、見た?」

キョン「いや、まだ見てねぇよ」コポコポ

長門「見て」

キョン「俺はな、湯のみにお茶っぱを入れて、お湯を注いでる最中だろうが。見えんのか? 電子ポットに電源をいれていてくれたことには感謝するが」

長門「いいから、見て」

キョン「へいへい。たしか、鞄の中にいれっぱなしに」ゴソゴソ

『新着メッセージあり 256件』

キョン「いぃっ⁉︎」ゴトン

長門「それが原因」

キョン「これは、まさか、佐々木が?」

長門「そう。暴走は既にはじまっている」


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