キョン「最近、生え際が気になる」
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21: ◆y7//w4A.QY[sage]
2017/08/05(土) 12:38:11.38 ID:vYgOB4Up0
キョン「朝比奈さんと古泉から? いや、普段と変わったようなところは……まさか、あの二人も宇宙人っていうんじゃないだろうな」

長門「そう。それならいい」

キョン「なんだか嫌な予感しかしなくなってきたぜ。それにこのメモ」

『ハルヒと佐々木を引き合わせるな』

キョン「よく注意すると走り書きのように見えるし、文面はこれだけ。そんなに急いでたのか?」

長門「……」

キョン「我ながら気の利かないこって」

長門「あなたを取り巻く環境は少し、複雑」

キョン「ああ、そうだろうよ。これで単純明解だなんて話だったら、俺の脳みその出来が悪いって話になっちまう」

長門「佐々木の、彼女の勢力には充分警戒して」

キョン「勢力ぅ? 戦争じゃあるまいし」

長門「あなたはいたって普通。しかし、特別な存在である涼宮ハルヒと佐々木にとって必要不可欠。あなたは……――選ばれた」

キョン「はぁ……どうせ大当たりするなら海外旅行とかそういうのでお願いしたいね。それで、あいつらはどうして特別なんだ?」

長門「近い内に知ることになる」

キョン「心構えできるよう、なるべく情報を与えてくれると嬉しいんだが」

長門「帰りのドアはあちら」

キョン「そうかい。もう教えられることはないってか」

長門「残り300時間。日付けでなおすと二週間と12時間。この期間に全て終わる」

キョン「はぁ……りょーかい」


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