アナスタシア「流しソ連」 神崎蘭子「そうめんだよ」
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28:名無しNIPPER[saga]
2017/08/05(土) 16:20:30.82 ID:OmBVDc6xo

水も滴る良い麺です。
しばらくじっと見つめてから、アーニャは摘み上げた麺をそっとつゆに浸します。
鰹だしの風味がカラフルなそうめんに絡み、何よりも夏めいています。


ちゅるり。


形の良い唇がそうめんを啜りました。
舌の上で踊る夏を、アーニャは一口ひとくち、じっくりと味わいました。
そして、ごくり。
周りのみんなも、ごくり。


 「……つめたいくて……おいしい、です」


いつものニコニコ笑顔に歓声が湧きました。
蘭子が携帯のカメラを連射しました。

 「とても、不思議です。そうめん……冷たいのに、なんだかあったかくて」

 「アーニャちゃん……」


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