【ミリマスSS】クレシェンドブルーの百分の五物語
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9: ◆TDuorh6/aM[saga]
2017/08/01(火) 19:22:02.82 ID:07Ux64x9O
「あのね、最近誰も屋上に来ないから集中出来るの!」
それはみんなが怖がっているからよ。
どうやら、屋上に来た人にそのドリンクを振舞っていたようでした。
普通のドリンクだった場合は、何も起こらないから怪談の犯人だとは思われない。
アタリを引いた人は、記憶が飛ぶから未来が犯人だという事を忘れてしまう。
……学校の怪談の真相なんて、こんなものなのね。
「まぁいいわ、程々にしておくのよ。変な噂が流れてるんだから」
「らしいね?なんでも、一人で屋上にくると女の人の歌声が聞こえる、って。だから私も確かめようと思って屋上に通ってるんだ」
「ふふっ、それは貴女なんじゃないの?」
笑いながら、屋上を後にしたの。
事務所で話すにはもってこいのネタね、なんて思いながら。
屋上からはまた、綺麗な歌声が聞こえてきたわ。
未来、頑張ってるのね。
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