2: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2017/07/31(月) 23:33:08.61 ID:qA4i4zbEo
千歌「──果南ちゃんなんて、だいっきらいっ!!!」
千歌の甲高い声が耳を劈く。
ポロポロと大粒の涙を流しながら、そう叫ぶ千歌を見て、私は何も言えなくて。
果南「……ごめん」
ただ、謝ることしか出来なくて。
千歌「知らないもん!!果南ちゃんのバカ!!」
果南「ごめんね……」
千歌「うっ……うぇぇぇん……っ……」
ごめん、ごめんと繰り返す度に千歌は悲しそうな顔をして、ついには声をあげて泣き出してしまう。
それでも私はどうすればいいのかわからなくて、ごめん……ごめん……と繰り返した。
31Res/35.06 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20