ガヴリール「クーラが壊れた」
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26:名無しNIPPER[sage]
2017/07/30(日) 18:31:02.84 ID:rbdPa2c80

ガヴリール「…今日は、色々ありがと」

ヴィーネ「突然どうしたの」

ガヴリール「いや、世話になってばかりで悪いなと思って」

ヴィーネ「髪は洗わせるのに?」

ガヴリール「うっ…痛いとこつくなよ」

ヴィーネ「いいの、ガヴの優しいところたくさん見せてもらったから」

ガヴリール「見せたか?そんなの」

ヴィーネ「見せてたわ。自分で気付かないだけよ」

ガヴリール「そんなもんかね」

ヴィーネ「…なんだかんだ言っていつもガヴは優しいのよ」

ヴィーネ「ガヴの本当の姿が堕落した今の姿だと言うのなら、それは正しいのかもしれない」

ヴィーネ「だからと言ってあの頃の優等生のガヴが偽りの姿だったと言えるわけじゃないわ」

ガヴリール「そうか?」

ヴィーネ「本気で人の為を思って行動しない限り、天使学校首席なんてきっと取れない…と思う」

ヴィーネ「姿や態度が変わっても根底にある考え方が変わったわけじゃない」

ヴィーネ「私がガヴと一緒にいるのは、あの頃の優しさを今も変わらず感じるからよ」

ガヴリール「…やめろよ。恥ずかしいったらないな」

ガヴリール「この話はおしまい!もう出ようよ。なんだかのぼせてきた」

ヴィーネ「水風呂よ。ここは」

ガヴリール「う、うるせっ」 

 こいつ、わかってるくせに。



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