食蜂「さよならが迎えに来ること」
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53:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 22:45:06.65 ID:aDbJZUbB0



上条も、傍で覗いていた美琴も、世界が漂白されたような無音に支配され、何も言えずにその現実を目に焼き付ける。



3秒後、食蜂は顔を下げ、呆然としている彼を真正面に捉える。



「初めてじゃ、ないわよ」



右目から、細い涙が垂れ落ち頬を伝った。



「初めてじゃないわよ! 何回も何十回も会ってる! その度にあなたは私のことを忘れちゃうのよぉッ!」



それが合図だと言わんばかりに、彼女の口から感情の激流が溢れ出す。





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