3:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 13:27:57.86 ID:aDbJZUbB0
「おいおい。そんなベタなリアクションとりますかね?」
「う、うるさい! 思った以上に冷却力が高かったのよぉ!」
涙目で彼女は上条に訴える。彼女の左手に握られた、半分ほど残ったレモン味のかき氷が、少しずつ液状になっていっている。
やれやれといった顔をしていると、不意に彼女の視線が少し上に上がったことに気づいた。上条は後ろを振り向く。
同時に、上空に大きな花火が咲き乱れた。ドォンという音が、いくつもの光の線を連れて地上に降り注ぐ。
102Res/60.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20