18:名無しNIPPER[saga]
2017/07/27(木) 07:50:34.16 ID:wKOBUZhB0
そして、湊が産まれ家にやって来てからというのも美波はずっと湊に話しかけていた。
「湊君、私は美波。あなたのお姉ちゃんです」
この時は思わなかったが、思い返してみるとやはり兄妹なんだな。やってることが本当に同じだ。
「お母さん、何か手伝うことない?」
撤回。美波は俺よりずっと偉い。美波は自慢できるお姉ちゃんになるために積極的にお手伝いをするようになった。とは言っても出来ることはちょっとした掃除と小さいものを運んだり、新聞を持ってきたりだ。それだけだが、やはりすごい。なんてったってまだ美波は三歳だったんだから。
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