モバP「終わりから始まるヒナの物語」
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16:名無しNIPPER[saga]
2017/07/23(日) 19:27:01.43 ID:qTd8CkOQ0
フレデリカ「みりあちゃんっ!台本通り進行しなきゃ駄目っ!ほらっココ!2ページ目!赤城みりあです、本日はお招きいただきありがとうございます!でしょっ!」

みりあ「……赤城みりあです、本日はお招きいただきありがとうございます。還暦を迎えられた長年の友人の番組ということで、心が弾んでおります」

フレデリカ「もー!後半アドリブ入れないっ!次のセリフは……真っ白だ!」

みりあ「いかにフレデリカさんが自由にやっていたか分かっちゃう台本ですね」

フレデリカ「ちょっとスタッフー、スタッフー?適当なのはいけないよー……ヘイ、ディレクター。なんで鏡を向ける?」

みりあ「あはは。それにしてもフレデリカさんも年齢気にするんですね。ちょっと意外かも」

フレデリカ「去年まではあんまりだったんだけどねー。60の壁は結構クるんだよー……」

みりあ「そうなんだ。でもかなり若く見えるから気にしないでいいと思いますよ?」

フレデリカ「ホントにー?じゃあ、またアイドルしちゃおうかなー!」

みりあ「いいですね!みんな引退しちゃって寂しいんですよ!また一緒にやりましょう!!」

フレデリカ「じゃーやっちゃうー?みりあちゃんも復帰してー!なんてー」

みりあ「やだなー。復帰もなにも私引退してないですよー」

フレデリカ「も〜、みりあちゃんまで適当なこと言い出すと収拾つかなくなるよー。ま、それもいいけどねー」

みりあ「あれー?同じ事務所なのにひどいですよぉ。一応最年長アイドルとして活動してますよ?」

フレデリカ「……マジ?歌手じゃないの?」

みりあ「マジマジ。歌手とは似て非なる者!いつも元気にみんなを笑顔にするパッションアイドルみりあだよ!キツっ!とか言ったらグーでパーンチ!……なんてね、あははっ」

フレデリカ「……っ。……んまー!力強い笑顔っ!漫画とかでよく見る顔マークみたい!」

みりあ「誰がぽげムたですかっ!!」

フレデリカ「おぉぅ?ぽげムた?」

みりあ「記号BA-90ですっ!!」

フレデリカ「あーはいはい。スターウォーズだよねー。わかるわかるー」

みりあ「……私の妙な知識を拾わずに自分のフィールドに落とし込むとは」

フレデリカ「そこんとこさすがフレちゃんだよねー。際立ってるー」

みりあ「褒めてませんよ……。でも、それでこそフレデリカさんです!ホントに復帰しませんか?」

フレデリカ「正直ないです!」

みりあ「え〜?その個性、もう一度アイドルとして花咲かせましょうよ〜」

フレデリカ「むーりぃー」

みりあ「そこをなんとかっ!」

フレデリカ「フレちゃんのライフはもうゼロです」



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