6: ◆ULqTtBUL.k[saga]
2017/07/23(日) 02:29:17.60 ID:jWGgUzWko
どうする。どう返す。このまま同棲するしかないのか。
いや待てお前はプロデューサーだぞ。断るべきだ。
でもこんな機会もう来ないかもしれないんだぞよく考えろ。
彼女の綺麗な瞳に見惚れながら、思考があらぬ方向へ加速していく。
「Pさん」
自分を呼ぶ声が聞こえる。目の前の二色がこちらにおいでと誘う。
このままでいたら吸いこまれそうだったから、意を決して口を開いた。
「……す、す」
「す?」
「すみませんお勘定お願いします!!」
「…………」
「…………」
「……Pさん持ちですからね」
「はい……」
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