42:名無しNIPPER[saga]
2017/07/22(土) 21:38:29.58 ID:wuNLEoXDO
セエレ「がんばって!ゴーレム!」
ゴーレム「セエレ、マナ、マモル、ゴーレム、モ、マモル」ズシッ
カイム「〜〜〜!!」ガキィン
フリアエ「兄さん!!」
レオナール「妹を思う兄としての気持ちは通じているんです!しかし…偶然にも悲劇へ向かってしまった!彼らの背負う物が破滅に結び付くからと言って…!なぜ選べると言うのか!!」
アンヘル「世迷い言を抜かすな!封印の女神は世の理を保つ秩序その物!おぬしのくだらぬ情と同じ天秤で計れようものか!?」
レオナール「セエレは妹さんを説得しようとしています!彼女さえ目を覚ませば!」
アンヘル「無駄なことを…おぬしも感じたであろう。あれは大いなる力……世の理に干渉を及ぼすほどの存在によって動かされている」
レオナール「……!」
アンヘル「あれの洗脳を解くのは不可能だ。壊れた玩具のように支離滅裂な羅列をのたまうイウヴァルトを見たであろうが?」
レオナール「う、ぐ!」
アンヘル「たとえ小娘が意識を取り戻したとて同じこと。また別の誰かが選ばれし者となり、新たな軍勢に封印は蝕まれる」
レオナール「し、しかし!それでも私は…!?」
アンヘル「馬鹿者!!まだ喚くか!?」
レオナール「」ビクッ
アンヘル「この戦いを思い返してみよ!何人死んだ?いくつの種族が滅びた?どれほどの苦渋を強いられた!?」
レオナール「」ガクガク
アンヘル「小娘はそれら全ての犠牲に君臨した紛れもない悪よ!加担すると言うのであればその兄とて変わりない!!」
フェアリー「ですってよ〜?あら、耳キンキーン。トカゲの鳴き声で脳ミソ破裂しそう!」
アンヘル「黙っておれ!!」
フェアリー「へいへーい。黙りますよ。黙りゃいんでしょ!トカゲが鳴くからかーえろ!ヒーこわっ」
アンヘル「レオナールよ!腹を括れ!おぬしとフェアリーの魔力をもってすれば難しくはない筈だ!」
レオナール「わ、たしは…わたしは…!」ブルブル
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