41:名無しNIPPER[saga]
2017/07/22(土) 21:37:12.93 ID:wuNLEoXDO
レオナール「…互いに退けない状況とはいえ、これでは今までなんの為に」
フェアリー「フヒャフヒャ!大変っすねーお兄さん!愛しのセエレちゃんが裏切っちゃいましたよ!このまんま一緒に裏切ってみる?あのドラゴンの婆さんと殺戮狂いに歯向かってさぁ!ヒャヒャヒャ!」
レオナール「バカな事を…!なんとしても止めますよ!」
フェアリー「えー!いいじゃねーかよ!やらせとけよ!どっちが死ぬか清き一票投じましょ?もちろんオレはどっちも死ねに一票!」
ボォンッ ガラガラ
レオナール「ドラゴンの炎が天井を…!?」
アンヘル「全て見ておったぞ。幼児め…そうくるとはな」
レオナール「お待ちください!二人はあまりの状況に耐えかねて混乱しているだけなのです!」
アンヘル「ほざけ。我にはどうでもよいがおぬしらにとっては人類の存亡を賭ける選択だ。迷うものでもなかろう」
レオナール「そ、そうなのですが…」
アンヘル「諸とも殺してしまえ。それが人類の為、ひいては世界の為よ」
レオナール「そ、それは…セエレと妹さんを一度にとおっしゃるのですか!?」
アンヘル「そうだ。ゴーレムは我が炎で炙ってくれよう。おぬしはカイムに加勢し、あの双子を殺すがよい」
レオナール「そのような真似!私には出来ません!」
アンヘル「やるのだ。双子と人類。どちらを優先するか、決めるまでもなかろうて?」
レオナール「とても選べない…!私には…!」
アンヘル「しのごの言わずにやれぃ!!貴様から灰になるか!?」
レオナール「なぜです…!ただ健気に家族を救おうとしているだけではありませんか…!?」
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