59:名無しNIPPER[saga]
2017/07/21(金) 19:43:43.87 ID:+NyjqKO10
絵里「穂乃果……」
真姫「エリー、無茶はダメって言ったじゃない」
絵里「……だって」
真姫「……はぁ」
真姫がため息をついて、身をどける。
穂乃果と真姫の後ろから、6人がゆっくりと現れた。
絵里「皆も……」
ことり「……」
穂乃果「ことりちゃん、もうやめよ?」
ことり「ほのか」
穂乃果「違うでしょ? そうじゃない。ことりちゃん、いつも私のこと、何て呼んでくれてた?」
ことり「ほのか………ゃ」
穂乃果「うん、そうだよ、ことりちゃん。穂乃果ね、ことりちゃんが名前呼んでくれるの、大好きだったんだ」
ことり「ほのか……ゃ……ん……」
穂乃果「もう少しだよ、ことりちゃん」
穂乃果「ほら、見て。皆来てくれた。私が『助けて』ってメールしたら、すぐに飛んできてくれた」
穂乃果「ことりちゃんだって、そうだったんだよね。『助けて』って手紙を書いて、だから絵里ちゃんが来てくれたんだよね」
穂乃果「簡単だったんだよね。私たち、つらいことがあってさ、お互い気を遣うんじゃなくて、逃げるんじゃなくて、1人で頑張ろうとするんじゃなくて」
穂乃果「『助けて』って言ってさ。それで『うん』って返してくれて。私たち、それだけでよかったんだよね」
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