ことり「前略 木漏れ日の貴女へ」
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38:名無しNIPPER[saga]
2017/07/21(金) 19:21:46.19 ID:+NyjqKO10


希「り、凛ちゃん!」

花陽「どうしてここに……」

凛「最初からいたよ。真姫ちゃんに無理言ってね、ついて行かせてもらったんだ」

凛「凛ね、知ってたんだよ。希ちゃんのお家でかよちんが相談に乗ってもらってたこと」

凛「それが、全部凛のためだったってこと」

花陽「凛、ちゃん……っ」

絵里「どういうこと……?」


凛「今、凛が説明するね」

花陽「凛ちゃん、ダメ!」

凛はゆっくりとかぶりを振ると、ぎゅっと拳を握った。


凛「かよちん、ありがとう。凛、かよちんがいなかったらこの3年間、生きていけなかった」

凛「でも、そろそろ凛も「かよちん離れ」しなきゃいけないのかなって、思ってたにゃ」

久々に、凛の口癖を聞いた。


凛「希ちゃんも、かよちんから相談を受けて、凛を守ってくれてたんだよね」

希「……」

凛「希ちゃんはやっぱりすごいにゃ。にこちゃんのことも支えて、かよちんの相談も受けて」

希「ウチは、何もしてないよ。話を聞いてただけ」

凛「それでも、凛は救われたよ」




凛「絵里ちゃん、真姫ちゃん」

絵里「……」

真姫「……」



凛「あの事故はね、凛のせいなんだ」




      *




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