輿水幸子「骨董品鑑定のアシスタントですか?
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/20(木) 23:05:51.13 ID:IZgMY6HN0
幸子「ハイ!お寺に到着しました!それでは早速、今回の依頼者さんをご紹介します!ここ、偶像寺の住職さんである寺山寺夫さんです!よろしくお願いしますね!」

住職「はい、よろしくお願いします」

幸子「今回は、何故番組に鑑定を依頼されたんですか?」

住職「ええ、家の御堂の蔵には昔から様々なガラクタが納められていまして。奉納して戴いたものや、除霊の依頼で持ち込まれたものなどで溢れ返る程でして。お焚き上げなどで定期的に整理はしているんですが、どうしても由来の分からなくなってしまうものがあるんです」

幸子「えっ……このお寺って、除霊とか……されているんですか?」

住職「手に負えるものであれば、請け負う事もありますね」

幸子「ああ……嫌な予感がしてきました。やっぱりボクじゃなく、他に適任の方がいるんじゃないですか。小梅さんがそこら辺に隠れているんでしょう!? ……え?いない!?そんなバカな!?もうこんなの完全にフリじゃないですか!」

住職「ああ、いえ。流石にそういったものをテレビに出すわけにもいきませんよ。今回見ていただくのは、檀家の方から寄進して戴いたものの、詳細が不明な物なんです。そこら辺の記録が残っていなかったもので、戴いた方には失礼な話ですが」

幸子「本当ですか!?……確かに袖長片目隠れ系金髪美少女は見当たりませんし……いえ、カツラを被って変装している可能性も……」

住職「大丈夫ですよ。実は今回、輿水さんにおいでいただいたのも、私が輿水さんのファンだからなんですよ」

幸子「えっ!そうなんですか!?」

住職「そうなんですよ。ですので、後で個人的にサインなどいただけますとありがたいです」

幸子「なぁんだ!それを早く言ってくださいよ!そうですか、そうですか!それなら仕方がないですねぇ!仏門に下った方をも魅了してしまうボク!どうですか?実物はテレビなんかで見るよりも五割増しでカワイイでしょう!?テレビの回線ではボクのカワイさは伝えきれませんからね!」

住職「そうですね(チョロい)」

幸子「え?」

住職「いえ、なんでも。それでは中へ案内させていただきます。こちらへどうぞ」

幸子「あ、はい!」


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