輿水幸子「骨董品鑑定のアシスタントですか?
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/21(金) 01:04:34.49 ID:mkp7hQoS0



住職「ここならいいでしょう」

幸子「…………」

幸子(さっき休憩した部屋じゃないですか……ああ、あの鞄もある……)

住職「それでは、除霊に必要な道具などを準備してきますので、なるべく動かないようにしてお待ちください」

幸子「動かないように……?」

住職「ええ、霊障などが起こった際、パニックになって飛び出すのは危険です。この部屋の中なら余程のことが無い限り危険は無いので、何かを見たり聞いたりした場合も絶対に動かないようにしてください」

幸子(完全にフリじゃないですか……)

住職「それでは……」

幸子「……いっちゃいましたね」

幸子(隠しカメラ入りの鞄は部屋の奥……押入れの方を向いてますね……これは向こうに仕掛けがあるはず……そちらに座りますか……嫌ですけどね……)

鑑定人「まったく、大げさだなあの住職さんも。幽霊なんて居るはずないじゃないか」

幸子「あれ?信じてないんですか?」

鑑定人「ええ。仕事柄、曰くつきの骨董品なんかも見てきましたが、幽霊なんて一度も見たことありませんからね。逆に、輿水さんは信じているんですか?」

幸子「ええ、まあ」

幸子(小梅さんと一緒に居ると、あの子の気配とか感じたりしますからね……)

鑑定人「霊障だとかいう物も、すべて化学で解明されているんです。大丈夫ですよ」

幸子「ははは……」

幸子(もう全部フリにしか聞こえませんよ……)


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