輿水幸子「骨董品鑑定のアシスタントですか?
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20:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/21(金) 01:00:59.59 ID:mkp7hQoS0
住職「抜くだけ、触れるだけでも霊障が起きるような代物で、我々の手には負えなかったので倉で安置して対策を練っていたのですが……」

幸子「あれ?このお寺って、手に負えないような代物は引き受けないんじゃ……?」

住職「……あのまま依頼人が持っていたら危なかったんですよ。緊急の措置でした……おい、お前……なぜアレを持ってきた」

小坊主「え、ですから住職さまが何か骨董品を持っていくよう言われましたので、見映えが良さそうなものをと思いまして……」

住職「あれが危険なものだということくらい……いや、お前は先月来たばかりだったか。……知らせていなかったこちらの落ち度か……」

幸子(なんでそんな危ないものが置いてある倉が出入り自由なんですか……展開に無理がありますよ……刀も無理矢理折りましたしね!)

住職「何はともあれ、あの刀が折れた以上、皆さんも危険です。ですが我々が責任を持って除霊しますので、ご安心ください」

幸子(まあ、そうなりますよね……付き合うのやだなぁ……)

住職「……刀を折ってしまったフジタさんと一番近くにいた輿水さんは特に危険ですね。……まずお二人の除霊から始めた方が良さそうだ。ひとまず、場所を変えましょうか」

幸子「え?ここだとまずいんですか?」

住職「ええ。いざという時に逃げやすいように、広くて出入り口の多い部屋の方がいい」

幸子(そっちに色々仕込んであるんでしょうね……)

鑑定人「……実感が沸きませんが、なんだか本格的ですね」

住職「そりゃあ、本職ですから」

幸子(たぶん本職じゃないです)

住職「慎重ににいきましょう。お二人は着いてきてください」


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