輿水幸子「骨董品鑑定のアシスタントですか?
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10:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/20(木) 23:48:30.54 ID:IZgMY6HN0
幸子「まあ、この世にボクより価値のあるものなんてありませんからね!みんなボクを基準にしてしまえばいいんですよ!日本の宝!世界の至宝!全宇宙が求めた至高の美!それがボク!輿水幸子ですから!そう言って説得しました!」

鑑定士「そうですか」

幸子「それではルールも理解していただいた所で、カワイイ骨董品を見せてください!」

幸子(さあ、どんなドッキリがくるんですか!?骨董品が明らかにおかしいとかですかね?それともボクが触った瞬間に割れるお皿とかですか!?)

坊主「こちらになります」

幸子(む……意外と普通に持ってきましたね。触るだけで壊れるようなものならもっと慎重になるハズ……ということは壊れる系ではない。お坊さんの足取りも悪くないですね。お坊さんが割ってしまい、住職さん大激怒系のドッキリでもなさそうです)

坊主「どうぞ」

鑑定人「ほう。壷ですね」

住職「こちらは、建て直しの際に出てきたもので、この寺が出来た三百年前。当時の記念にと、檀家の方から戴いたものだという記録も出てきました。詳細は不明なのですが、この深みのある青といい、全体的な風格といい、さぞ名高い陶工の作なのではないかと思っています」

幸子(……?なんだか底の方に白いものが……模様?いや、ゴミですかね?)

鑑定人「うーむ。確かに感じさせるものがあります。時代を経て深みを増した色といいますか……」

幸子「ほう。確かにカワイイ色をしていますね。大きさも小さめでカワイ…………!?」


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