16:名無しNIPPER[saga]
2017/07/21(金) 20:38:40.37 ID:9t2ZJ9VMo
「ごめんなさい。ごめんなさい……」
「その台詞、博はお前に何回言ったんだろうな……。自分が悪いはずもないのにだ。そしてお前はそれを許さなかった」
中田靖は振り上げたバットを床に落とす。コンクリートの部屋なので、カランという音が反響し響く。
「明日また来る。そしてどうするか決める。せいぜい今の内に反省でもしておくんだな」
中田靖は私の方を見た。私は扉を開けて、中田靖を自宅まで送ることにした。
日は既に傾いていて、外は暗くなりつつあった。
案の定雨は降っているが、外のデモ隊はそんなこと気にも留めず以前抗議を続けている。
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