168: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/24(月) 17:08:58.90 ID:/klkWS9/O
〜町の外れの修道院〜
吟遊詩人「夜分遅くにすみません。昼間は吟遊詩人として詩を歌い、食いつないでいる者です。宿屋に泊まる金がなく、難儀しております。一泊だけで良いですから、部屋を貸していただけないでしょうか」コンコン
ギイィ……
修道女「……」ジー
虫食いだらけの扉を開けたのは、背の低いシスターだった。
歳は17、8ほど。首に提げた銀のロザリオが月の光にキラリと輝く。吟遊詩人は、自分が未知の幻想世界に巻き込まれてしまったのではないかと錯覚を起こしかけた。
修道女「食事代は別ですよ。入ってください。ただし、足音は立てないように。眠っているのです」
吟遊詩人「眠るって、何が?」
修道女「>>169です」
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