129: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/22(土) 18:08:09.10 ID:ARknqKvyO
兎は速い。
野うさぎでも最高速度時速80km、つまりトムソンガゼルや高速道路を走る自動車並みのスピードが出せるのだ。筋力に特化した個体とあらば、その速度は時速200kmを優に超える。チーターなど目ではない。
松「すッ凄いスピードだわ。衝撃波が……モウッ!」
阪「まさに規格外やな。ほな、ワイらも追うで!」
走るウサギ。
世界が繋がって見える。
ウサギ「余の速度に敵う者がいるとは思えんな。ほら、もう随分と引き離してしまった」
佐賀牛「そーかァ?」ビュン
ウサギ「なにッ!?」
思わず飛び退いた。
先程まで遥か後方にいた佐賀牛が、一瞬で距離を詰めたのだ!
ウサギ「どんなカラクリを使った」
佐賀牛「いんや、なにも。ただ俺様がお前より速いだけだぜ」
ウサギ「ぬかせッ!」
腰を低くかがめて前傾姿勢をとったウサギは、さらに速く、音速の壁を突破した状態で駆け続けた。
佐賀牛「>>130」
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