113: ◆vfNQkIbfW2[saga]
2017/07/21(金) 18:14:52.02 ID:OxewYmPmO
ウサギ「……」
ゆっくりとした足取りで、ウサギが松阪牛に歩み寄る。
松阪牛は一目で確信した。この兎は強い。
ATフィールドを以ってしても進撃は止められぬやもしれぬ。
破壊仙人「双方、恐ろしい殺気じゃ。表情には出していないが、手に取るように分かる」
ウサギが四股を踏む。
松阪牛が左眼でギラリと睨みつける。
覇者の間に、言葉はなかった。
静寂。
ウサギ「疾ッ!」
無表情のまま、ウサギが目にも留まらぬ速さで走り出した。
両腕を交互に振り、膝を高く上げ、その双眸は獲物を見据え。
轟、と突風が土を巻き上げる。
右目に傷のある松阪牛「ウモウ!」
松阪牛はしっかりと脚を踏ん張り、目をカッと見開いた。
もうすぐだ、もうすぐ兎と衝突する。
奴の振り上げた腕が見える。拳が見える!
ガキィイイ……ン!!!!
ウサギ「……!」
右目に傷のある松阪牛「ヘッ」
破壊仙人「防いでおる! ウサギの一撃をATフィールドで防ぎよったぞ! やりおるわ、ガッハア!」
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