57:名無しNIPPER[saga]
2017/07/15(土) 22:46:42.63 ID:55jPn/3I0
◇◇◇
透明な大地が、地平線の果てまで広がっています。
真っ白な道が、地平線の向こうまで続いています。
その道には、沢山の分かれ道があって、それぞれが見渡せないほど遠くまで続いていました。
最初は、一人でその道を歩いていました。
途中で、誰かが隣に立ってくれました。
一人、また一人で歩く仲間が増えていきました。
みんなと一緒なら、何処までも行ける。
だけど、ちょっとずつ仲間は減っていきます。
別の道を選んだ人。やり遂げたと立ち止まった人。
一人、また一人と仲間は減っていき、気が付けば私だけ。
それでも、道の先は見えません。
68Res/53.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20