14:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/15(土) 21:38:31.38 ID:Z4hqYXQc0
ほたる「それにしても、入ってすぐにユニットを組むなんて思いませんでした。」
茄子「私もビックリです。ミスフォーチューン、素敵なユニット名ですね〜」
ほたる「フォーチューン、私には程遠いですけど…。」
悲しそうに俯く彼女の表情は、とても13歳の少女のそれには見えなかった。
茄子「そんなことありませんよ。だってほら。」
茄子「今日は靴紐、切れなかったじゃないですか。」
ほたる「あ、ほんとだ……えへへ。これも茄子さんのおまじないのお陰です……。」
自慢だけど、私は強運だ。奇跡といっても差し支えない程に。くじを引けば当たりが出るし、壊れた物は叩けば治る、そしてそれは人にも伝播する。それはほたるちゃんも例外じゃない。
茄子「私は何もしてませんよ〜。神様が頑張ってるからご褒美をくれたとか?」
ほたる「ふふっ、茄子さんもそういう冗談好きなんですね。
茄子「そうだ!時間ありますし2人で何処か食べ歩きでもしませんか?この歳になると1人で食べ歩きはすこし…。」
ほたる「はいっ!茄子さんがいいなら是非!」
日に日にほたるちゃんは人並みの幸せを取り戻していく。 それは雨でできた水たまりが干上がるように、元の位置に戻っていくように当然の事。
52Res/43.07 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20