杉坂海「オンショアをつかまえて」
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4: ◆OVwHF4NJCE[saga]
2017/07/14(金) 21:52:03.91 ID:GPsfCuOW0
ボードに乗った瞬間、ぐっとセイルが力を受けるのを感じる。
その力に体を支えてもらえるようにしながら、風を掴んで、推進力に変えていく。
風を掴んで、風を切って、波を切って、大海原を進む。
まだまだ風は冷たい時間帯だけれど、すぐに熱くなっていく体には寧ろ丁度いい。
波と波の間でターンすれば、飛沫が飛び散り、朝日に照らされて宝石みたいにキラキラ輝く。
そんな飛沫は思いっきり顔に掛かるけれど、そんなことはまったく気にならない。
冷たい飛沫は心地よくて、風を受けて、風を切って進むのは気持ち良くて。

ああ、もうこの瞬間が本当に、心の底から!

「―――最ッ高!」


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