144:クレしん×ハリポタ ◆RkkTZSaZBg
2017/07/22(土) 21:43:24.59 ID:6HuqbiDl0
しんのすけが声の方にひた走ると、地面に倒れたセドリックにクラムが杖を向けている
しんのすけ「ステュピフォイ!」
クラムがしんのすけの方を振り返る
セドリック「それを・・・言うなら、ステューピファイだ」
息も絶え絶えにセドリックが指摘する
しんのすけ「おお、そうでしたな、ステューピファイ!」
赤い失神光線がクラムの胸を打つ。
しんのすけ「大丈夫?」
セドリック「信じられないよ、クラムが・・・」
一息ついていた二人の所に、3メートルはありそうな巨大な蠍が降って来る
二人は間一髪、シーカーの反射神経で押しつぶされるのを避ける
セドリック「ハグリッドのスクリュートだ!」
二人はスクリュートから必死に逃げる!
逃げながらさまざまな呪文を放つが全て厚い甲殻に跳ね返されてしまう。
セドリック「僕がこいつを引き付ける!」
セドリック「君は先に行け!二度も僕を救ってくれた! 利息つきでその恩を返す!」
しんのすけ「そんなカッコイイ事は、オラがやるゾ!」
「ステューピファイ!」
同時に唱えた呪文がスクリュートの殻の隙間に当たり、ついに怪物は失神した。
二人がスクリュートから目を離すと・・・
セドリック「優勝杯だ・・・君が取れよ」
しんのすけ「オラ、いらないゾ」
セドリック「折角、遠くから来た君の家族の為にも・・・」
しんのすけ「こんなカップがなくても、オラの家族は、オラが頑張ったって喜んでくれるゾ!」
セドリック「・・・なら、一緒に取ろう!」
しんのすけ「それは良いアイディアだゾ!」
「じゃあ、3、2、1!」
二人が優勝杯に触れると、迷路の景色は遠ざかり・・・
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