39: ◆XozYxp.J6w[saga]
2017/07/13(木) 21:59:49.32 ID:G86CFbvCo
リューク「ククッ、本当にあったな、タイムマシン」
月「ああ…以前の僕なら信じなかっただろうけど…あるのは事実、それは変えられない」
月「確かに過去を変えられるのは厄介だけど…要はそれより早く裁ければいいだけのこと、僕ならできる。何の問題もない」
月「……ただ、明日は忙しくなる…ん?」
リューク「お? どうしたんだライト」
月「あの女…桐生萌郁」
リューク「ん?あぁ、あの女も確かラボメン…だっけか?だな」
月(阿万音鈴羽に次いで正体不明な女だ…家族や身寄りはなし…こいつに接触するのは漆原るかや秋葉留未穂以上に危険かもしれない)
月(ラボメンになれたからこそ不審な動きは怪しまれる…)
萌郁「・−・・・」 カチカチカチカチカチ
月「携帯…メール…」
萌郁「・−・・」 カチカチカチカチカチ
リューク「おい、どうしたんだよライト」
萌郁「・」 カチカチカチカチ
月「確か桐生萌郁には携帯依存症の気があったはず」
リューク「それがどうかしたのか?」
月「もし奴がOの協力者だとしたら、携帯は一時も手放したくはないはずだ」
月「特にキラから追われている身であれば尚更の話だよ。キラと戦う上で絶対のアドバンテージになるんだから」
リューク「へぇ、確かにありえなくはないかもな。だが、協力者として見ていいのか?Oかもしれないぞ?」
月「それは後で説明する…ここは外だ、これ以上は独り言でも通らないよ」
月(Dメールの仕組みは詳しく聞けなかった…情報量が劣っては負けてしまう…かつてのLのように)
月(……バレたらアウト…僕はバレない……大丈夫だ)
萌郁「・・」 カチカチカチカチ
月(…なんなんだあの女、街中をうろうろして……全く収穫がない…一体何が目的なんだ…?)
月(…まさか過去にメールを送って…僕は監視されて…いや、そこに至るほど大きなミスをした覚えはない…大丈夫だ、バレていないはず…)
月(……いや違う、考え方を変えろ…そんな考え方じゃない…未来の僕ならどういう行動を取るか…それすら考えて動かなくちゃいけない)
リューク「お、喫茶店に入ったな」
月「僕達も入るぞ」
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