37: ◆XozYxp.J6w[saga]
2017/07/13(木) 21:53:56.14 ID:G86CFbvCo
リューク「……今頃、あっちはズタズタだろうな。ライトの財布の中もズタズタだけどな…俺のりんご……」
月「財布と林檎のことは置いておいて…Oは勝手に苦しむはずだ。こっちの信念を理解できてるのなら尚更ね」
月「……さて、と。ここから怒涛の攻め手…O、受けきれるか?」
月「………ん、もしもし。俺だ」
ダル「……オカリン…?非通知でかけてきてなんか用なん?」
月「…あまり言いにくいのだが…」
ダル「…ちょ、何、何があったん」
月「メイクイーンニャンニャンが」
ダル「メイクイーンニャンニャンがどうかしたん!?」
月「……怪しい人物が嗅ぎまわってるらしい」
ダル「…!」
ダル「…怪しい人物ってなんぞ?」
月「…わからない…が」
ダル「いつもの厨二病?」
月「………」
ダル「それに、本当に危険だと判断したならオカリンが動くべき。僕はもう帰り道の途中だからそっちのほうが近いだろうし」
月「………ああ、わかった。」
月(……やられた)
月(…仕方ない、違う策を考えろ…即座にだ…僕ならやれる…)
リューク「どうしたライト?まさかネタ切れじゃないだろうな?」
月「は…はは、そんなわけないだろ。策はまだあるよ。でも」
リューク「でも?」
月「O側には何枚も切り札が伏せられている。地雷のように」
月「まずこれは、リュークに言うのは初めてだったけど…ラボはタイムマシンを持っている。」
リューク「タイムマシン?」
月「ああ…にわかには信じがたいけど、ね。これも確かに危険だけど、真に警戒するべきは阿万音鈴羽という人物。」
月「警察をことごとく欺き通していて尾行も巻かれた。調査結果では戸籍なしとある。まず危険人物には間違いない」
月「デスノートでは殺人を強要できないから間接的に殺すというのも不可能。…そもそも警察を撒く人間を殺せるのか?」
月「阿万音鈴羽は何よりも警戒するべき本当の切り札だよ。まず、こいつの情報を得る事が優先的になる。Oの始末よりもだ」
月「…今の策が成功していれば即解決だったんだけどね」
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