142: ◆XozYxp.J6w[saga]
2017/07/16(日) 18:39:53.32 ID:0PUN1qlko
岡部「………よかろう、ではこちらからだ…改変者は桐生萌郁だと考えている」
月「!……僕も同じ考えです、思想的にもっともキラに近い…消去法ですが」
岡部「だが…フリーターでは立場的にキラを動かせはしない…常識的に考えればな」
岡部「……桐生萌郁はSERNの末端、ラウンダーの構成員だ」
月「………どこで、その情報を?」
岡部「信頼できる筋からだ……正確に言えば、桐生萌郁の上司からだがな」
月(…桐生萌郁の上司……?……FB!こいつFBと接触できたのか!?)
岡部(驚いているな夜神月……単純な話だ、といっても月には解らん話だがな)
岡部「桐生萌郁はラウンダーとしてSERNの下命を遂行する立場でFBに依存しているが…」
岡部「その理由は自殺を止めメールに全て返信したからだ…」
岡部「同時に自殺をやめラウンダーとなった後、桐生萌郁に救いがきた)
月「…キラの裁きですか…桐生萌郁の仇をキラが裁いた……?」
月(キラは萌郁にとって…依存対象だったのか……)
月(………勝った、これでOも改変者も判った……記憶をなくしているならば仕方がない……)
月「………確かに、倫太郎さんのお陰で大分、捜査が進みました……しかしやはり疑いは晴れない」
岡部「俺も同じだ、貴様をキラだと思っている」
月「………僕はキラじゃありません」
岡部「………そうか、ならば無理矢理にでも吐かせるだけだ」スッ
月「………その紙は?」
岡部「………誰も殺傷することなくキラの正体か最も疑わしい人物を出来る限り多くの人間に説得力を持って周知させたのち心臓麻痺で死亡」
岡部「日付は今日、時間は三十分後……名前は………二秒もかからんぞ」
月(!………)
岡部「貴様がキラだろう?」
月「……………」
岡部「………」シャ
月「やめろォ!!」ゲシッ
岡部「ッ!!」ポロ
月「形勢逆転だな、岡部倫太郎……!僕の勝ちだ…!」カチカチカチカチ
岡部「…………用意周到だな、夜神月……しかし」
岡部「それが仇だ……時計を引っ張り出す必要はなかっただろ…」
岡部「ノートにかいてあったルールでは、切り刻むようなことは禁止だったな」
岡部「それも偽のルールと証明するようなもの……そして、知っていたと言うようなもの」
岡部「そうだろう?………ルールを書いたであろうキラよ」
月「…………」
岡部「ああ、ひとついい忘れていたな……電話レンジ(仮)の機能はDメールだけではない」
月「…………!」
月(どういうことだ……)
岡部「フゥーハハハ!混乱しているな!…電話レンジ(仮)はタイムリープマシンでもある!」
月(タイムリープマシンだと!?…そんな、もうそんな段階まで……阿万音は何も……!………罠か…全て!)
岡部「………俺は首元に鎌の刃をかけられ続けたのだ、死神の鎌をな……他でもない、夜神月、貴様にな」
月「……Lどころか…メロにもニアにも劣るお前が……僕をキラだと………あり得ない」
岡部「メロ?ニア?……LにMとNか…順番通りだな…」
月「お前が殺してきた相手…そしてお前を追い詰めた相手」
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