117: ◆XozYxp.J6w[saga ]
2017/07/15(土) 19:52:25.15 ID:MkhZKfNeo
月「……話を戻しても構いませんか、倫太郎さん」
岡部「ああ…すまない」
月「その弥海砂が現時点で逮捕ではないものの拘束状態にあります」
月「第二のキラは6年ほど前にキラとさくらTVにて連絡を取り合っておりあの時点から捜査本部としてはキラと繋がったと見て捜査していました」
岡部「なに…?第二のキラは最後のメッセージでキラに名乗り出るのはやめます、と確かに…」
月「…そして、第二のキラはこの能力を与えるにふさわしい人には分け世界を変えていきたい、とも言っています」
月「僕は……岡部倫太郎…もしくはその周辺人物がキラである、と疑いを立ててきました。いえ、今現在もそう思っています。」
月「…しかし、6年前に事件を起こしたキラではない。当時倫太郎さんは12歳…ありえないことです」
月「最低でもラボメン年長組の萌郁さんや僕の歳ではないと疑うに値しません」
岡部「………」
月「……もしこの推理が誤っていたらごめんなさいでは済みません。疑われるものの気持ちは汲みます。ここは慎重にいきたい」
紅莉栖(……おかしい)
岡部「……俺は、弥海砂には接触してはいない。よってキラの力など知らん、死神という符号の意味もさっぱりだ」
月「…ええ、身辺調査では確かにそうでした。倫太郎さんは弥海砂に接触する機会がない」
ダル「ちょ、それっておかしくねぇ?だって、ここ日本じゃん。その調査は違法じゃね?」
紅莉栖「…いえ、LならばInterpolにでも掛け合えばFBIやBKAを動かすことが可能なはず」
月「…多くの国がキラ事件捜査を打ち切った今は公式には捜査できませんからそこまでは不可能ですがね」
岡部「……ということは…」
月「ええ、非公式な地下捜査組織はあります。僕…Lが直接指揮を執る日本捜査本部や…表向きには解散したとされるSPKなど」
紅莉栖「Secret Provision for KIRA…」
月「………無論構成メンバーや詳しい捜査状況は一切語れません」
リューク「ククッ…いないだけだろ……」
岡部(……キラ事件を追っていて、しかもその支援部隊は十分にあると言いたいわけか…)
岡部(…何が慎重にいきたいなのかすらわからんな…カマかけ(サイズハング) の使い方も熟知しているというわけか…)
岡部(……まるで本物のLのようだ、演技が上手くすぎないか。キラからキラの容疑をかけられてしかも揺さぶられるとは…ふ、機関もなかなか…)
月「…すみません、聞いていますか」
岡部「……無論だ」
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