緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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40:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 14:45:57.89 ID:rHT/Celd0
「それをやってみても……いいか?」


「は、はい、分かり、ました」


今までの一連の流れから、Pが何をしたいかは直ぐにピンとこなかった智絵里。


しかし、状況的に判断して……Pがやろうとしているのは、キスかそれに類似した行動では無いのかと考えた。


そもそも二人の間でしっかりとしたキスを交わした経験は一度も無い。


強いていうのならバレンタイン時の口移しだが、あれをカウントしないとそういう事になる。


だからこそ、今回の機会を利用してちゃんとしたキスをしたいのだろうと。


「……ん」


そう思って智絵里は目を瞑って唇をきゅっと閉じ、Pを待ち構えた。





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