緒方智絵里「あなたと過ごす、特別で怠惰な一日」
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21:名無しNIPPER[saga]
2017/07/13(木) 07:21:19.92 ID:BU9z89DK0
後ろから声を掛けられたPは振り返って智絵里を真っ直ぐ見つめる。
見つめられてか智絵里は少し逡巡してしまうが、意を決すると伝えたかった事を口にした。
「その……ま、待ってます、から」
「……うん、分かった」
何も手伝わずにただ待つ。ルール通りの、智絵里からの言葉にPは頷いてからそう答えた。
その後、朝食の準備を始めようとするが、まだ顔を洗っていない事を思い出し、洗面所にへと消えていく。
智絵里はその後ろ姿を目で追いつつ、楽な体勢に座りなおしてPを待つ。
その表情は心なしかいつもより晴れやかで、愉しそうに見えるのであった。
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