魔王「ここが始まりの町か・・・」
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33:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 10:39:46.18 ID:/hTVOKN20
夕食時


冒険者男「って、えぇえええええええええ!!!???」

冒険者男「仙人さん、そんな長生きされてるんですか!?」

森の仙人(魔王)「仙人と名乗っても問題ない程にはな・・・?」

森の仙人(魔王)「まぁせっかく飯を用意したんだ。冷めないうちに食べるといい」

冒険者男「ありがとうございます!!頂きます!モグモグッ」

冒険者男「なにこれ・・・・・死ぬほど旨い!!!!!旨すぎる!!!ナニコレやばい!!!」

森の仙人(魔王)「昔、私の住んでいた城のシェフから作り方を聞いてな!!ハッハッハ」

冒険者男「・・・城?・・・ですか?」

森の仙人(魔王)「地下都市にも記録としては残っているはずなんだが・・」

森の仙人(魔王)「いまから500年前、神々との戦いが勃発したのだ」

冒険者男「あぁ・・・教科書で習いました・・・」

森の仙人(魔王)「そうか!既に歴史の一部になっているか!ハッハッハッハ」

森の仙人(魔王)「結果として生物の殆どが死に絶え、神は怒りを収め天界へと帰って行った・・・」

冒険者男「何故、神はその様な事をなされたのですか?・・」

森の仙人(魔王)「そうさな・・・どこから話すべきか・・」














王子(魔)「父上!!前方に天界?の一部と思わしき浮かんでいる大地がございます!!」

魔王「よくやった息子よ!!!最小限の戦力で探索に参るぞ!!」

王子(魔)「ハッ!!!」

ダッダッダッダッ

魔王「神よ・・・貴様は、何故この様な残虐非道な事を?・・・」

スタスタスタ ギィィバタンッ



魔王「気をつけろ!!今のところ敵は見当たらないが、どこから現れるか分からんぞ!」

魔兵隊「オォォ!!!」


空挺艦から降りて大地の土を幾ばくか踏み鳴らした時であった

この空に浮かぶ大陸より更に遥か上空から雲を通り抜ける巨大な

腕が振り下ろされようとしているのを私は、見てしまった

神は常に我らの上に立ち蟻が蠢く姿を眺めるかの様に楽しんでおられる



森の仙人(魔王)「鉄槌の如き神の一手は少し踏み慣れた土をも含め我らを一気に地上へと落としめた」

森の仙人(魔王)「我々魔族と生き残った数少ない人類は逃げながら戦い、そして滅びた」

森の仙人(魔王)「と、思っていたのだが・・まさか生き残りがまだいたとはなぁハッハッハッハ」

冒険者男「す、すいません?・・・・」

森の仙人(魔王)「よいよい!寧ろ私としては嬉しいものだ!ハッハッハッハ」


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