18:名無しNIPPER[saga]
2017/07/14(金) 01:27:28.82 ID:RQ0ZkmdMo
「あの、大丈夫ですか。お顔が真っ赤ですけど」
「ほっといてくれ」
辛うじてその一言だけ絞り出して、俺は黙り込む。
イヴはそんな俺を見て首を傾げる。
「……ん、と?うーん?……………………ふぉぉっ!?」
やがて、その理由に思い当たってしまったのかイヴは耳まで真っ赤になる。
やめろ、いうな。
「その、えっちなこと、考えちゃったんですかぁ?」
もう、いわないでくれ。
「わたしでっ!!!」
クッソ、なんで自信満々に胸を張って言いやがったコイツ。
「えと、わかりました!」
一体なにが「わかりました」なのだろうか。
俺は怖くて聞き返すことが出来なかった。
きっとテンパって本人もなにを言っているのか分かっていないのだろう。
そうに違いない。俺はそういうことにした。
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