90:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:36:55.47 ID:otTlPJINo
この人なりに勇気づけようとしてくれるんだ。
大人扱いも、子ども扱いもしない。ちゃんと私が頑張れる一言を言ってくれる。
「じゃあ、Pさんと仲間とファンのみんなに、笑ってもらわないといけませんねっ」
緊張が静かに高揚感と期待に変わっていく。
えへへっ。いつもありがとうございます。感謝してもし足りないんですよっ。
でも、今は、まだ言わない。代わりにやるべきことがあるから。
「Pさんっ、お願いがあるんですっ」
「おう。 俺はどうすればいい?」
「ゴールラインの先で待っていてくれませんかっ」
ゴールラインの向こう側には、普段なら選手の集合場所になる小さなスペースがあります。
そこは100mのスタートラインの見つめる先。
「分かった。ギリギリまで一緒にいなくていいのか?」
「はいっ! Pさんのところまで走っていきますから、どーんと待っていてくださいっ」
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