乙倉悠貴「追い風が恋を連れてくる」
1- 20
86:名無しNIPPER[saga]
2017/07/10(月) 23:34:30.31 ID:otTlPJINo

「じゃあ、私も少しだけ休もうかな…Pさん、傍にいてください……ふあ……」


私の頭が、プロデューサーさんの肩に触れる。
少しづつ強張っていた力が抜けていきます。


「悠貴、いつもお疲れ様。無理してないか心配だよ」


近くで響いた声は、細身のカラダに伝わっていきました。


きっと今だけの、大切な時間。

最近の私はきっとわがままです。
1番大切にしたい気持ちを探して、こんなことまでしちゃってます。

私が大切にしたかった時間をプロデューサーさんも大事に思ってくれて嬉しかったんです。
だから、だから――

心地よい優しさを少しづつ噛み締めて、
私の意識は、まどろみに落ちていきました。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
119Res/77.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice