【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
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56: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/18(火) 19:40:13.69 ID:y1IM1Nwt0
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公園の日陰に置かれた簡素なベンチ。
そこに二人は並んで座り、それぞれが手にした飲み物を飲んでいる。
……ゆっくりゆっくり、ちびちびと。
シャワシャワと蝉が鳴いている。
小学生ぐらいの子供たちがサッカーに興じる姿を眺めつつ、紬がポツンと呟いた。
「プロデューサー」
「ん」
「……着物は、お好きでしょうか?」
つい数時間前とは打って変わって、その口調はとても落ち着いた柔らかな物。
まるで憑き物が落ちたと言うと大げさに聞こえるかもしれないが、
街中で彼に噛みついていた紬の姿を思い出せば、今ココにいる彼女は別人のように穏やかだ。
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