【ミリマス】白石紬「あなたはエッチなのですか?」
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19: ◆Xz5sQ/W/66[sage saga]
2017/07/11(火) 07:50:04.23 ID:c9zvFtoJ0

「お待たせしました。ラムネ色かき氷、チョコミントアイス添えです」

「これはこれは、とても絢爛豪華な一品で」

 大正時代を彷彿させる、袴姿の店員から
 山盛りのかき氷を受け取った貴音が、ペコリと丁寧にお辞儀する。

 礼で始まり礼で終わる。

 それが四条貴音の"みーるうぇい"、
 この食の道の先に待つのは果たして地獄か天国か……。

「それにしても、貴音が通りがかってくれて助かったよ」

 ちびりちびりと水を飲み、男がホッとしたように話し出す。

「あのまま俺一人だけだったらさ、今でも地面の上だったろうし。もしくは、お縄について交番か」

「真、運が良くありました。少々距離が離れていても、かような騒ぎは目につく故」

「ホント、貴音には感謝してるよ。あの人たちの誤解を解いてくれてありがとな」


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