5: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2017/07/10(月) 07:50:58.32 ID:/+fkbjxB0
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食卓
ダイヤ「・・・で」
ダイヤ「な、なんですのこれは・・・・」ポカーン
鞠莉「ちょっとアナタ。食事しながら新聞を読むのやめてくださいな」
果南「ん、ああ、ごめん」パサッ
花丸「あーっ! お姉ちゃん! 千歌さんがマルのみかん食べたずら!!」
千歌「ええっ?! 食べてないよー! これは元々ちかのみかんだって! そうでしょお姉ちゃん!?」
ダイヤ「は、はぁ・・・?」
善子「騒々しい・・・呪われた果実に魅入られし愚かで憐れな人間共よ・・・」
曜「お姉ちゃん、善子ちゃんのお箸の持ち方なんか変だよー」
梨子「・・・・」モグモグ
ルビィ「もぐもぐ―――ピギッ?! あぅぅ・・・舌噛んらっひゃ・・・」ウルウル
花丸「うぅっ、マルのみかん・・・お姉ちゃーん・・・」ウルウル
千歌「お姉ちゃん、ちか本当に食べてないよー・・・?」ウルウル
ダイヤ「ああ、ああ、ほら泣かないの。曜さん、あなたの所に二つ皮がありますけど、みかん二つ食べませんでしたか?」
曜「うん、食べたよ。あれっ? みかんは一人二つじゃないの?」
千歌「ほらー! ちかじゃなかった」
花丸「そんな・・・。マルのみかんは曜さんの胃袋の中に行っちゃったずら・・・」シュン
善子「仕方ないわね。慈悲深き堕天使ヨハネが呪われた果実の施しを―――」
ダイヤ「花丸さん、わたくしのみかんを差し上げますわ。善子さんは自分の分のみかんはちゃんと好き嫌いせず食べなさい。みかんは風邪予防にいいんですから。それとなんですかそのお箸の持ち方は」
善子「箸の持ち方? ああっ、下界の人間には見慣れないのかしら。これは天界の―――」
ダイヤ「その歳にもなってお箸をちゃんと持てないなんて恥ずかしいですわよ。今のうちに直しなさい。いいですかお箸はですね―――」スタスタ 善子の後ろからギュ
善子「ひゃ?!///」ビクッ
ダイヤ「親指はこう、人差し指はこう、そうしてこうやって持って、それでこうやって動かすんですの。分かりました?」善子の手をニギニギ
善子「わかわかた////」ドキドキ
ダイヤ「ルビィ。ちょっと舌を見せなさい」
ルビィ「うゅ・・・。あーん・・・」
ダイヤ「少し血が出ていますわね。一旦口を洗ってしばらく安静にしてなさい」
ルビィ「うん」トテトテ
ダイヤ「それと梨子さん」
梨子「はひっ!?」ビクッ
ダイヤ「少しは会話に入りなさい。無言の食事は消化によくないですわよ」
梨子「はぅ・・・ごめんなさ〜い・・・」
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