タプリス「天真先輩を更生させるんですっ!」ガヴリール「いやいや無駄だから」
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41:名無しNIPPER[sage]
2017/07/08(土) 00:26:13.53 ID:9+RUOKgI0
タプリス「せっかく購入しましたが…この悪魔のハンマーは、捨ててしまいましょう…どんな理由があれ、天使がこんなものを持っていてはいけませんよね」


タプリス「けど…普通にゴミ箱に捨てたのでは、誰かがゴミ箱から拾って、誤って使用してしまう可能性があるかも…
そうだ…学校の焼却炉に捨ててしまいましょう。燃やして灰にしてしまえば、誰かが誤って使ってしまうこともないでしょうし」


そう思いたったわたしは、通学バックに入れていた戻りんハンマーを取り出し、校庭のすみにある焼却炉へと向かうことにしました。




教室を出たところで同級生に声をかけられました。


同級生「どこいくの…?」


タプリス「え、あ、いえ…その…ええと…、じ、自動機です。ちょっと、のどが渇いて…」


同級生「……、飲み物なら…魔界から取り寄せた人間の生き血風のトマトジュースを水筒に入れて持ってきてるけど…飲む?」


タプリス「け、結構ですっ!!一人で全部飲み干してくださいっ!」


……完全に余談ですが、彼女は、(不本意ながら)最近知り合いになった悪魔の同級生。
月乃瀬先輩や胡桃沢先輩とはまた違ったタイプの悪魔です。


一見おとなしい感じですが、そこはやはり、悪魔、あなどれません。


……悪魔的な飲み物で私をたぶらかそうとしてきました。


彼女の名前や、彼女との出会いの話は、またどこかの機会にお話しするとして。


そんな彼女からの邪悪な誘いを断った私は、"戻りんハンマー"を片手に、トコトコ焼却炉へ向かう廊下を歩きはじめました。




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