タプリス「天真先輩を更生させるんですっ!」ガヴリール「いやいや無駄だから」
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11:名無しNIPPER[sage]
2017/07/07(金) 23:22:27.26 ID:731Vpay40
ざあーーーー…


心地よい時間でした。


彼女のさす傘の恩恵にあずかりながら、そんな彼女のやさしさに包み込まれ、心も体もぽかぽか暖かくなるような…そんな不思議な感覚。


ただその一方で、私の緊張は、ほぐれることはありませんでした。


いくら私が人見知りとはいえ、普段は初対面の方でも、しばらく行動を共にすれば少しぐらい慣れてくるものなんですけどね。


変なんです。彼女の場合は、一緒にいればいるほど、なぜか顔はどんどん熱くなり、心臓の鼓動も少しずつ早くなっていくのです。


なぜなんでしょう。


心地よさと、緊張でうまく立ち振る舞えないもどかしさ…
あまり愛称のいいとはいえない感情同士が、コーヒーにいれてかき混ぜたミルクのように、くるくるブレンドされるような感覚。


そんなよくわからない状態で彼女との会話をつづけつつ、丘道を歩いていると。


女の子「それで、…あら?」


タプリス「え?……あれ…雨が……」



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