劉備「ジャンヌ・ダルク助けるぞwww」サトシ「分かったぜ!」
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◆vfNQkIbfW2
[saga]
2017/07/11(火) 23:39:23.92 ID:YKu6npRW0
劉備と諸葛亮が喫茶店で水攻めの策を練る間、ジャンヌはフレンドリィショップでモンスターボールの物色をしていた。
赤いボール、青いボール、黄色と黒のボール。色合いから大きさまで様々だ。
一体、片手で握られるほど小さい球体を何に使うのだろう。敵のこめかみを狙って当てる遠距離武器なのかもしれない。
サトシ「よう、ジャンヌ。やっと見つけたぜ!」
ピカチュウ「ピッカァ!」
ジャンヌ「あ、えーと……」
サトシ「マサラタウンのサトシ! お前が持ってるその赤いボールは、モンスターボールっていうんだ! 真ん中のボタン押してみろよ!」
言われるがままにボタンを押してみる。
すると小さな球体が風船のように膨らみ、手ごろなサイズになった。
魔法がかかっているのか? ジャンヌは目を白黒させて手中のボールを見つめていた。
サトシ「そいつでポケモンをGETするんだぜ。言葉だけじゃ分からないだろうから、俺が実際に見せてやるよ」
サトシに誘われ、ザラフシャン川の川岸まで来た。
湿った土の匂いが、ツンと鼻をつく。空には厚い鈍色の雲が広がっている。
前を行く少年の足が止まる。ポケットから赤い長方形の機械を取り出すと、川の中州に向けた。
サトシ「おい! ジャンヌ、ポッポがいるぞ! ポッポだ! ポッポ!」
ポッポ?
ジャンヌには雌のクジャクにしか見えない。
それとも、中央アジアでは雌のクジャクを『ポッポ』と呼んでいるのか。
サトシ「俺が今持っているのが『ポケモン図鑑』だ! これをポケモンに向けると、自動的に登録してくれるんだぜ!」
ポケモン図鑑「ポッポ。ドラゴンポケモン。くうかんのつながりを じざいに あやつることで とおくの ばしょや いくうかんに いどうできるのだ」
サトシ「あれ〜? 変だな。ポッポってこんな説明だったっけ?」
ジャンヌ「私に聞かれても知らないよ、そんなもの」
サトシ「ま、いいか。故障してるなら後で直せばいい。よし、ピカチュウ! ポッポに十万ボルトッ!!!」
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