3:名無しNIPPER[sage saga]
2017/07/05(水) 16:48:34.08 ID:O0wn2k7EO
じっとスマホの画面を見つめ、「よし」と小さく頬を叩いてから立ち上がります。何かあったにせよ、なかったにせよ駐車場に向かおうと決め、歩き出します。
すると、ドンッと誰かにぶつかってしまい手に持ったスマホを落としてしまいました。すみません、と謝ってから落ちてどこかに言ってしまったスマホを探していると外国人のような男性からスマホを差し出されました。
「大丈夫かな、お嬢さん。さっきから挙動不審だけど何かあったのかい?」
「あ、ありがとうございます……えっと、きゃあっ!?」
尋ねられながら差し出されたスマホを受け取ろうと手を伸ばし、それに触れた瞬間、スマホが突然発火しました。
予想してなかったことに悲鳴が漏れ、なにも出来ないでいるとスマホを拾ってくれた彼は手早くスマホを地面へと落とすとすぐに自分の着ていた上着を発火し続けているそれへと被せ、取り出したペットボトルの水を浴びせかけて消火していました。
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