11:名無しNIPPER
2017/07/03(月) 23:50:03.39 ID:gSJuTX8u0
べアトリクス「はぁ……」
ゼタ「何しょげてんのよ」
べアトリクス「知ってるくせに…」
べアトリクスは以前、ゼタにグランを異性として見ていると(見抜かれ)告白していた…
ゼタ「歳が違い過ぎるでしょー? あんたショタコンって奴なの?」
べアトリクス「た、たまに後ろから見ると身体大きいなぁーとか…思うし…」
ゼタ「だから歳の話をしてんの。団長、未成年よ? 手を出したら犯罪になるって」
べアトリクス「つ、強い男に年齢とか関係ないしっ!!」
ゼタ「それはもう犯罪者の心理ね」
べアトリクス「だからっ! ていうかオイゲンの娘の人だって結構歳いってるじゃん! 団長は年上好きなんだな!」
ゼタ「周りが騒いでるだけで団長が黒騎士を好きだなんて一言も言ってないじゃん。ていうかあの人いくつなの?」
べアトリクス「オイゲンの娘だからぁ……30手前くらい?」
ゼタ「七曜の騎士の一人だしねー…。でもそしたら団長とは一回りも違うじゃない。あんた一回り上の男好きになる?」
べアトリクス「だから私は…!」
ゼタ「ああ、ごめん、ショタコンだったね」
べアトリクス「違うっての! 強い男が好みなんだ!!」
そんなじゃれ合っているのを見てバザラガは兜の下で苦笑していた…
ゼタ「じゃ、ベア。ちょっとよろず屋行ってくるから」
べアトリクス「はいはい…」
ゼタはべアトリクスと別れると、駆けて行った先にバザラガが壁に背を預けて立っていた。待っていた様にも見える…
バザラガ「ゼタ」
ゼタ「なに?」
バザラガ「団長は出かけるのを止めたぞ。よろず屋には行かない」
ゼタ「…ふーん。あっそ」
バザラガ「べアトリクスの気持ちがわかったか?」
ゼタ「あんたの弱みを見つけたいわー」
バザラガの前を横切ったゼタの足の歩みはゆっくりになっていた…
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